トレーナー日記

2022.12.29

ストイックな人は痩せられない!

 

もうすぐ2022年が終わりますが、あなたにとってダイエットの調子はいかがだったでしょうか?

 

「絞りたいところが絞れて最高!」

「理想通りの身体になれた!」

「頑張って良かった!」

 

もしくは、、、

 

「だいぶ痩せられたけれどまだまだ理想とは程遠い」

「お腹は凹んだけれど次は脚痩せを目指したい」

 

…などなど「まだ道のりの途中」といった場合や、あるいは

 

「今一つだった」

「●月までに痩せたかったのに間に合わなかった」

「逆に太ってしまった」

 

というように、残念ながら希望通りにうまく進められなかったなんてこともあるかもしれません。

 

ですが、

 

今、あなたがどんな状況であっても注意していただきたいことが1つあります。

 

 

ストイックにならないようにする


まじめな人ほど、

え?となるかもしれませんね。

 

最近、【なぜリバウンドをおこすのか】ということをテーマに研究が行われました。

 

実験内容はマウスを二群に分け、それぞれ

 

A.24時間100%の食事制限をさせる

B.24時間50%の食事制限をさせる

 

という条件で食事管理を行った後、食事を自由に摂れる状態に戻し、その後の摂食量や体重の増加などを観察する、というものでした。

 

結果どうなったかというと、AもBも解放された直後は1日摂食量の増加が見られました。

 

しかし、Bの摂食量増加は2日程度で収まり、3日目以降は摂食量と体重の低下が持続しました。

 

それに対してAは摂食量増加が3日間継続した上、さらに体重の増加、つまりリバウンドを起こしたそうです。

 

研究では、「程度が強すぎるダイエットは脳内神経経路に不可逆的変化(ヒステリシス)を起こしてしまい、リバウンドを決定づけてしまう」と結んでいます。

 

不可逆的変化とは、「変化を与えるものの状態が元に戻っても、変化を与えられるものは同じ状態に戻らずに別の変化を示すこと」ということです。

 

今回の実験ですと、Aのマウスは100%の食事制限を24時間課せられた後、自由に食べられる元の状態に戻されましたが、脳の状態は元には戻らず、その結果元の状態よりも過食となり、リバウンドも引き起こしてしまいました。

 

つまり、ストイックに自分を律して厳しい食事制限を課した場合、脳の構造的にかえってリバウンドを起こしやすくなってしまうのです。

 

ゼロリセットではならべく頑張らずにゆっくりでもいいので体重や見た目を変えていくことを推奨しています。

 

楽しい年末年始、いつもは食べないごちそうを食べてしまい、体重が増えてしまった…なんてこともあるかもしれません。

 

でも、そんな時に焦って「明日は全部食事を抜こう!」としてしまうと、逆にリバウンドを起こす可能性があります。

 

焦らなくても少しくらい食べて増えてしまった体重はすぐに落とせます!

 

短期集中型も長期型の人も自分に合ったボディメイクを行っていきましょう!

 

来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

まずはカウンセリングでカラダのお悩みお聞かせください!
ラインアイコン
LINEからお問い合せ
メールアイコン
MAILからお問い合せ